「名護第一学校給食センター」の完成記念式が8月17日、名護市辺野古で行われた。
名護市内5カ所の学校給食施設を2カ所に再編する計画の一環。羽地学校給食センター、名護学校給食センター、名護第2学校給食センターの3カ所の機能を集約した名護第一学校給食センターは2階建てで、敷地面積は約7823平方メートル。事業費は約28億6,113万円。調理、配送業務は、沖縄県内で学校給食や社員食堂などを手がける「オーディフ」(浦添市)が担う。
同センターでは、食材の下処理や調理などの作業区域を分け、調理の動線を一方通行にすることで交差汚染を防ぐ。床を乾いた状態に保つ「ドライシステム」を導入し、床からの跳ね水による二次汚染や細菌の増殖を抑え、衛生管理を強化する。アレルギー対応食専用の調理室を設ける。
完成記念式典には、学校関係者など約40人が参加した。渡具知武豊名護市長は「当施設は災害時の一時的な避難場所も検討している。多様で効率的な設備を備え、安心・安全な給食を提供する。子どもたちには給食を食べて、健やかでたくましく育ってほしい」と話す。式典後は給食の試食が行われた。
宮里徳仁学校給食センター所長は「当施設では32人の調理師で調理に当たる。子どもたちにとって、給食が毎日の楽しみになるように作っていきたい。食べることの大切さや生産者、調理に関わる人の思いを感じてもらえたら」と話す。
給食の提供は8月25日から始まり、幼稚園と小中学校に約3800食を届ける。