泡盛古酒をメインに提供するバー「Tiida(ティーダ)」が7月18日、名護市為又にオープンした。
2005(平成17)年から営業している喫茶店「茶~だ(てぃ~だ)」の営業終了後の店舗を活用する二毛作スタイルで営業する。店主の又吉諒さんと妻の有里さんが、泡盛古酒をメインに約50種類の古酒やウイスキーなどを提供する。店舗面積は約30坪。席数はテーブル席21席。
古酒は、2人が酒造所へ足を運んだり、取り寄せたりして実際に試飲して選んだ物をそろえる。諒さんによると、開業前の約1カ月間で約100種類を飲み比べ、味わいや香りを確かめた上で、古酒に親しみのない人から愛好家まで楽しめる約50種類をそろえたという。取扱酒造所は、「ヘリオス酒造」(名護市許田)、「津嘉山酒造所」(名護市大中)、「山川酒造所」(本部町並里)、「比嘉酒造」(読谷村長浜)など。
古酒のラインアップは、「くら 古酒」(700円~)、「国華 古酒」(1,000円~)、「珊瑚礁 10年」(1,200円~)、「残波」(800円~)などをそろえるほか、「響」(2,200円~)、「山崎」「白州」(以上1,700円~)などのウイスキー、ビール(700円~)、サワー(600円~)など約80種類。
古酒やウイスキーは、ショットグラス、氷、水をセットにして提供する。有里さんは「まずはストレートで味を楽しんでほしい。グラスに注いでから時間とともに変わる香りや、飲み終えた後に残る香りにも注目してもらえたら」と話す。
フードは、「一口ピザ」「スモークチーズ」(以上700円)、「島らっきょう」(800円)、数量限定の「ヤギ刺し」(1,500円~)など11種類を用意する。1週間前までの予約で、団体客向けの料理にも対応する。
諒さんは「バーを始めようと思ったのは、母が20年以上営業してきた喫茶店を残したいという思いから。妻が飲食業の経験があったことも後押しになった」と話す。「若い世代の泡盛離れがあると言われている中、歴史を持つ酒造所が多く、飲み方のバリエーションも幅広い。古酒の魅力を若い人たちにも知ってもらえたら」と話す。
有里さんは「気軽に来てもらい、ここで自分の好きな一杯に出合ってもらえたら。酒造所の人たちから聞いた酒造りへの思いや、教えてもらったおいしい飲み方など古酒の奥深さを伝えたい」と話す。
営業時間は金曜・土曜=19時~24時。