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「防災の日」に名護市の防災士がラジオ特番 「市防災士会」発足も

当日の出張放送の様子

当日の出張放送の様子

 名護のコミュニティーラジオ局「FMやんばる」が9月1日、「防災の日」に合わせて「地域防災」をテーマにした番組を放送した。

「名護市防災士会」メンバーと名護市長の渡具知武豊さん

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 地震や台風、大雨などの災害への備えを見直し、地域防災について考えてもらおうと企画した同番組。名護市役所から生放送した。放送中には、名護市内在住の防災士10人が「名護市防災士会」の発足宣言を行った。防災士同士の連携や資質向上を図り、地域防災力の向上を目指す。

 ゲストは、名護市長の渡具知武豊さんや名護市役所防災基地対策係の下田直樹さん、名護市防災士会長の平良守さん、同会メンバーの名護商業高校2年生の岸本己由さん、市議、区長など8人。それぞれの立場から、地域防災の現状や課題、日頃からできる備え、地域の危険箇所の確認、観光客の避難などについて意見を交わした。

 平良さんは「災害時には自主防災組織を中心に、支援に取り組んでいきたい。市内の防災士は約50人。将来的に市内全55区に防災士を配置することを目指す」と話した。名護市は海や川、山など多様な地形を持ち、さまざまな災害が想定される地域であることから、自身がどの海域に近い場所に住んでいるかを意識し、それぞれの特性に合わせた避難方法をあらかじめ家族で話し合っておく必要があるという。

 中山区長の川野圭輔さんは、台風時に倒木などの影響で2~3日間停電した事実を挙げ、電線にかかりそうな立ち木や危険な枝などに平時から対処しておくことの重要性を呼びかけたほか、大雨への備えは、普段から雨水がどこからどこへ流れているかを意識し、地域で水の流れや危険箇所を共有しておくことが大切と説明した。

 渡具知さんは、防災行政無線や市のSNS、避難所の環境整備、市内各地への防災備蓄倉庫の配置、自主防災会の拠点への備蓄食料の配備など市の取り組みを紹介。「防災の日は、日常の中で災害への備えを見直す大切な機会。自助・共助・公助の連携と、普段から顔の見える関係を築くことが、災害時に多くの命を救う力になる」と話した。

 「FMやんばる」からは社長の新城拓馬さんが出演。「コミュニティーラジオの役割は、情報で地域の命を守ること。今夏も台風の接近に合わせて昼夜問わずに台風情報を届ける生放送を行ってきた。地域に特化しているからこそ細やかな情報を届けたい」と話した。

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