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名護博物館で「やんばるの沖縄戦」展 触れられる軍服や水筒の展示も

「平和学習に役立ててもらえたら」と話す名護博物館スタッフの島袋南さん(左)と山城千香子さん(右)

「平和学習に役立ててもらえたら」と話す名護博物館スタッフの島袋南さん(左)と山城千香子さん(右)

 企画展「名護・やんばるの沖縄戦~今なお残る戦禍の記憶~」が現在、名護博物館(名護市大中4)で開かれている。

企画展「名護・やんばるの沖縄戦~今なお残る戦禍の記憶~」の様子

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 名護市内を中心とするやんばる地域での沖縄戦の様子や痕跡を地域ごとに紹介する同展。81年前の写真や資料を中心に展示する。

 同館スタッフの山城千香子さんは「当館は開館から42年になるが、沖縄戦をテーマにした企画展は毎年開いている。今年は終戦記念日に合わせた」と話す。

 会場には、戦時中の状況や現在も残る痕跡を解説するパネル45枚を展示。沖縄県公文書館に保管されている当時の写真と現在の写真を組み合わせ、山中での戦闘や少年少女の動員、住民や避難民が集められた収容地区での生活などを伝える。

 当時の弾痕が残る「津嘉山酒造所」(名護市大中)の塀や、「羽地地区センター」(名護市羽地)にある「時報鐘」、空襲後の名護十字路を撮影した写真などを紹介するほか、北部地域の15~18歳の少年らで結成された部隊「護郷隊」に関する映像も上映する。

 約25点の実物資料も展示する。同館に寄贈された軍服や飯ごう、水筒など、実際に使われていた物を並べ、手に取って触れることができる。

 山城さんは「実物資料では、服の素材やヘルメットの重さなど、現代のものとの違いを感じてほしい。地域で実際に起きたことを知り、平和のために何ができるかを家族や身近な人と考える機会にしてもらいたい」と話す。

 開館時間は10時~18時。月曜休館。観覧無料。8月22日まで。

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