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名護漁港近くに居酒屋「海神」 海鮮料理提供、漁師とのコラボメニューも

「新鮮な魚料理を提供したい」と玉城さん

「新鮮な魚料理を提供したい」と玉城さん

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 居酒屋 「酒処 海神(わだつみ)」(名護市港2、TEL 0980-43-8110)が名護漁港近くにオープンして3カ月がたった。

看板メニューの「ガンガン焼き」

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 店主は市内宇茂佐の森出身の玉城豪さん(28)。場所は、港区公民館ほど近くの元「みなと食堂と津波さしみ鮮魚店」跡。玉城さんの兄で漁師の翔太さんと、弟の裕さんが年内に鮮魚店を開くことから3兄弟でそろっての出店を見据えて開いた。

 兄弟と漁師仲間から直接仕入れた鮮魚を使った料理を提供する。自らで改装したという店内は、白色と木目調を基調にした。席数は、テーブル席12席、半個室席13席。

 看板メニューは、缶にエビやホタテ、カキなどを入れて各卓で蒸し焼き調理する「ガンガン焼き」(1,980円)。このほか、「グルクンの唐揚げ」(700円)、「琉球スギの煮つけ」(500円)、「みそ和(あ)え」(650円)、「マグロの一口カツ」(650円)、「海鮮サラダ」(800円)、「豚タンにんにく炒め」(890円)などを用意。店内の黒板では「本日のおすすめ」を紹介する。

 ドリンクは、ビール、ハイボール、チューハイ、泡盛など。平日は16時~18時限定でビールを1杯200円で販売する。

 玉城さんは「繁華街から離れているので認知度はまだ低いが、朝が早い漁師や夕方の早い時間から飲みたい人にも来店いただいている。地元の友達や先輩などの来店もあり、常連も少しずつ増えている」と話す。

 「自分が飲食業に携わるとは思っていなかったが、『おいしい』と言われると素直にうれしい。新鮮でうまい魚が食べられる店として、兄弟とコラボしながら名前を覚えてもらえるよう頑張りたい」と意気込む。

 営業時間は16時~24時。火曜・第4日曜定休。

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