名護市為又の「ステーキハウス朝日レストラン」(TEL 070-9176-5775)が8月11日、4年半ぶりに営業を再開した。
2019年3月まで北部看護学校近くの同所で営業してきた同店。約4年半の間休業していたが、コロナ禍を経て、営業再開を機にメニュー内容やロゴマークや皿などをリニューアルした。
席数は、テーブル席8席、座敷席21席。2000(平成12年)に建てられた店内では、店主の徳田優太さんが目の前の鉄板で肉を焼く音や香りなどが楽しめる。
名護市市大北出身で2代目店主の徳田さんは、21歳から同店で修業し、しょうゆベースのソースやクリームスープのレシピ、肉の下処理技法などを先代から受け継いだという。同店の休業中は、リゾートホテル「ザ・リッツ・カールトン沖縄」内のレストランで鉄板焼きを担当した。
現在、新メニューの「県産和牛ヒレステーキ」「やんばる島豚のステーキ」などをはじめ、定番メニューの「朝日ヒレステーキ」(200グラム、3,740円)、「沖縄県産和牛ヒレステーキ」(150グラム、8,250円)、「やんばる島豚あぐーステーキ」(150グラム、2,980円)を提供している(以上、スープ、サラダ、ライス付き)。
ドリンクメニューは、生ビール(600円)、「アセローラビール」(750円)、「アセローラフレッシュ」(本部町)の「アセローラサワー」、「勝山シークワーサー」(名護市勝山)の「シークワーサーサワー」「カーブチーサワー」(以上600円)など地元特産品を使ったドリンクをそろえる。ワイン、ハイボール、泡盛なども用意する。
徳田さんは「先代から受け継いだ丁寧な下処理を徹底することで、以前と変わらず柔らかいステーキを提供していく。オープンから20日間ほどだが、『昔から変わらない味だ』とを再開を喜んでくださっているお客さまがいることがうれしい」と笑顔を見せる。
「調理しながらお客さまと話すのも楽しみの一つ。特に観光客の方には、短い調理時間でも名護の穴場などの情報を積極的にお伝えして、名護にまた来てもらえるような心がけもしている。五感で楽しむ鉄板焼きを多くの方に体験してもらいたい」と話す。
営業時間は17時~22時。木曜定休。