名護のキャンプ場「勝山BASE CAMP(ベースキャンプ)」(TEL 090-1948-1522)が9月、「カジュアルグランピング」企画を始めた。
シークワーサー農家でバーテンダーの山川敬さんが経営する同キャンプ場。約3000坪の敷地には、200~300本のシークワーサー畑、グランピングテント、野営キャンプサイトを設け、予約制のバーやテイクアウト店も併設する。
初の試みという同企画は、グランピングやキャンプ初心者の女性をメインターゲットに据える。山川さんは「今夏から、元々キャンプ場の定休だった月曜~水曜をレディースキャンプの日として営業を始めたこともあり、キャンパーの男性だけでなく初心者の女性にも周りを気にせずカジュアルに楽しんでもらいたいと始めた。勝山地域や本島北部の自然の魅力を知ってほしい」と話す。
内容は、グランピングテントでの1泊宿泊やバーベキュー体験(機材貸し出し)、シークワーサー収穫体験のほか、山川さんがガイドする嘉津宇岳の山歩き、シークワーサーを使ったカクテルなどカクテルドリンク3杯が付くバー利用を盛り込む。利用は1組2人までで、料金は2人2万4,000円。
このほか、秋にかけて旬を迎えるシークワーサーの魅力を知ってもらおうと、シークワーサー収穫体験も毎日行う。前日までの予約制。参加料は2,000円。
山川さんは「当施設へは観光客や本島中南部からの来場が多い。嘉津宇岳のふもとにあるので、やんばるの自然を五感で感じる憩いの場としてリフレッシュしてもらえたら。バーやキャンプなど複合的に体験できるからこその強みを生かしていきたい」と話す。