グルメとエンターテインメントの複合施設　「JOINT SQUARE OKINAWA（ジョイントスクエア オキナワ）」（本部町大浜）が8月26日、オープンした。

核となる「もとぶ満天横丁」

　「飲食とエンターテインメントが一体となった複合施設」をコンセプトに、築50年の2階建ての建物を改装して開いた同施設。運営するのは、イベント企画や同施設の不動産の企画開発などを手がける「D&I entertainment okinawa」（同）。

　延べ床面積は約700平方メートル。1階は、複数の飲食店がワンフロアで営業し、同施設の核となる「もとぶ満天横丁」をメインに総菜店などが営業。2階は、スタンディングで最大200人が利用できるミュージックバーとして、バー営業やイベントなどを行う。20代～40代をターゲットに据える。

　「もとぶ満天横丁」には本部町の企業が中心となって出店し、現在5店舗が営業する。店舗は「炭火焼き専門店　紅の丸」や「焼肉厨房　美女と和牛」、「韓国酒場　ハンチャドル」、沖縄そば店「中山そば」。席数は約80席。現在はディナータイムをメインに営業し、店舗ごとの営業時間で開く。

　同社広報担当者は「本部町は夜に楽しめる場所が少なく、『楽しい街にしたい』というシンプルな思いから、3年ほど前から構想してきた。この場所は、地元の人にも利用してもらえて美ら海水族館や瀬底島などへ向かう観光客にも立ち寄ってもらえる利便性の良さがある」と話す。

　「地元の方々からは、『夜遊べる場所がなかったから盛り上げてほしい』と期待も頂いているので、まずは周知を広げたい。出店もまだ控えており、10月末までには飲食店や雑貨店など全9店舗の営業となる。今後落ち着いたら、周辺ホテルからの送迎や各店で昼飲みもできるようにしていきたい」とも。