
名護市立安和小学校で9月2日、「フクギ」を使った染め物体験イベントが行われた。
地域住民や保護者が学校運営に参画する「コミュニティ・スクール」の取り組みとして初開催した同イベント。今回は保護者を対象に、学校の活動に関わってもらい地域の魅力を知ってもらおうと行った。
同校保護者で染め物の技術を持つ羽立芙美子さんを講師に、防風林などとして植えられる「フクギ」を煮出した染料を使い、各自が持ち寄ったハンカチやタオルなどを染色した。

参加した、6年生児童の保護者・中村塁子さんは「保護者向けの企画は今回が初めてだが、参加してみて学校が地域や子どもたちのことを考えて、取り組んでいることがとてもよく伝わった。今日は息子のハンカチを染めた。家に帰ってどんな会話が生まれるか楽しみ」と話す。
2年生児童の保護者・佐久間絵美さんは「東京から移住してきたが、やんばるは自然が豊かで、自然のものを使ったものづくりを身近に感じられるのが良いところだと感じる。子どもから校内のシークワーサーの木の世話のことや、見つけた虫のことなど、学校での話を聞くことも多い。学校の良さを知ることができた」と話す。
玉村弥修教頭は「保護者に学校と地域の良さを知ってもらうための取り組みを、これからも行いたい。互いに関わる機会を増やし、顔を見知った関係になることで、教育活動や学校イベントの活性化につながる。子どもを中心に、保護者・地域・教職員と一体になってつながりを深めていきたい」と話す。
