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古宇利島の複合施設「ソラハシ」が1周年 マルシェなど記念イベント

「観光客と地元の人たちが触れ合う場にしていきたい」と話す「KANAU」社長の玉城勇人さん

「観光客と地元の人たちが触れ合う場にしていきたい」と話す「KANAU」社長の玉城勇人さん

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 古宇利島の複合施設「古宇利島の駅 ソラハシ」(今帰仁村古宇利、TEL 0980-56-2128)が4月1日、オープン1周年を迎えた。

「ソラハシ」のフードコートブース

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 沖縄県を代表する観光スポット「古宇利島」の入り口に位置する同施設。「島民と村民、県民と観光客のふれあいの場」をテーマに、パーラーやフードコート営業、特産物販売、イベント開催などを展開している。

 運営は、宿泊施設や観光施設などを運営する「KANAU」(同)。オープンのきっかけについて、同社社長で大阪府出身の玉城勇人さんは「祖父が古宇利島出身。ルーツのある古宇利島で何かしたいとオープンを決意した。自分たち本位ではなく地元の人たちと連携して同施設の立ち上げを行った」と話す。

 「ソラハシ」ではこれまで、地元の「創作芸団REQUIOS(レキオス)」によるエイサー公演や三線演奏、サンセットヨガやマルシェなどのイベントを開いてきた。今年2月に行った「古宇利大橋18周年」のイベントでは花火大会を行い、約1500人が来場した。

 4月1日は1周年記念イベント「ソラハシ周年祭り」を行った。地元ハンドメード作家による雑貨店やスイーツ店など約15店が出店する「古宇利マルシェ」、大道芸人によるファイヤーショー、サンセットヨガなどを行った。

 玉城さんは「ソラハシでのイベントを通じて、古宇利島や当施設の周知を広げていきたい。テナントの建設も終わり、やりたいことが形になってきた。コロナ禍も落ち着いたので、外国からの観光客も増え、今年は来店者数が増えることが見込まれる。これからさらに盛り上がっていけば」と話す。

 「古宇利島の島民が大切にしている文化や慣習は守りつつ、雇用を生みながら観光面を発展させることで持続させたい。この場所が、観光客と地元の人たちが触れ合う場になれば。今後はオリジナル商品の開発やキッチンカーで沖縄全土に範囲を広げ活動していきたい」とも。

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