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名護で「世界食料デー沖縄北部大会」 「世界の飢餓を考えるきっかけに」

「世界食料デー沖縄北部大会」昨年の様子(写真提供=同実行委員会)

「世界食料デー沖縄北部大会」昨年の様子(写真提供=同実行委員会)

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 国際協力イベント「世界食料デー沖縄北部大会」が9月30日、名護栄光幼稚園(名護市為又)で開催される。

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 実行委員会主催で、日本国際飢餓対策機構「ハンガーゼロ」との共催。国際連合が定めた世界の食料問題を考える「世界食料デー」にまつわるイベントで、沖縄県内では県本島北部、本島中部、本島南部、宮古島市の4地域で毎年開催され、今年で37回目を迎える。

 テーマは「ぼくらの世界~私から始めるアクション~」。「今の自分は飢餓のために何ができるか」を考え、支援や募金など自分たちでできることで「アクションを起こしてほしい」という意味を込めているという。

 当日は、沖縄三育中学校(名護市旭川)の聖歌隊が20分間のコンサートを行うほか、「ハンガーゼロ」のスタッフで、昨年ウクライナで難民支援の活動を行った安達燎平さんが講演を行う。世界の現状を報告しながら飢餓に対して解決のヒントなどを説明するという。そのほか、コーヒー豆や民芸品の販売も行う。

 同実行委員会北部推進長の田畑凡男さんは「自然災害や紛争、貧困などが要因で、今の世界では8億人が飢餓で苦しんでいる。そういった世界の現状を知る機会にしてもらえれば」と来場を呼びかける。

 開催時間は14時~16時。入場無料。

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