名護市の観光キャンペーン「7515キャンペーン 第3弾」が10月1日、始まる。
2021年から名護市が毎年独自で行っている同キャンペーン。これまでコロナ禍で落ち込む地元観光事業者支援を主にしてきたが、今回は観光客誘致プロモーション事業として全国の旅行客を対象に展開する。
12月10日までの約2カ月間、「旅ナカクーポン」発行、名護市内を巡る「7515スタンプラリー」、市内事業者が開発する旅行商品などの紹介を行う。
地元飲食店や観光施設で利用できる1,500円分のクーポンを500円で販売する「旅ナカクーポン」は、名護市内の宿泊施設利用者が対象。指定場所で配布する「旅ナカクーポン購入用カード」をサイト登録し、電子クーポンとして使う。1泊につき1人1枚の購入が可能で、5万枚の販売を予定する。
名護市内の店や観光施設の周遊促進を目的に企画した「7515スタンプラリー」は、各店に設置するQRコードをスマートフォンで読み込み、3個、6個、9個のスタンプを集めた人を対象に、7万5,150円分のアマゾンギフト券やトートバッグなどを抽選で進呈する「ガチャチャレンジ」を用意。「ガチャチャレンジ」はリアル形式で、那覇空港内の「JTB」ブースに設置する。
宿泊付き体験プランなどを予定する「市内事業者が開発する旅行商品などの紹介」は、ワークショップを通じて10月下旬に詳細を発表する。
名護市観光協会の山城弘之さんは「コロナ禍で打撃を受けた市内観光も回復し、インバウンドも増えてきたように感じる。今回は市内に滞在してもらい、周遊してもらうことが狙い。旅ナカクーポンは還元率200%。この機会にお得に名護の旅を楽しんでもらいたい」と呼びかける。