名護の繁華街「緑街」周辺で現在、飲食企画「ぐるっと名護街」が行われている。主催は名護社交飲食業組合(名護市大中1)。
同組合では20年ほど前から年に1台ずつ、緑街への防犯灯設置と維持管理を行っており、これまではレクリエーションを行って参加費用を防犯灯の購入や管理費に充ててきた。
今回は初の試みとして市民参加型イベントとして行う。期間中、緑街周辺の居酒屋やスナックなど参加店を、2,000円のチケット制で利用できる。各店では90分の時間制で、ドリンク3杯とおつまみ1品が楽しめる。
参加店は現在約40店。期間中も増やしていくという。チケットは、同組合事務所や居酒屋「比嘉商店」「居酒屋21」「ここぺり」、バー「G-BOX」や「キートス」など12店で販売する。チケットの購入上限数はなし。
名護社交飲食業組合副組合長の比嘉誠さんは「緑街を利用客も働く人も安全に過ごせる場所にしようと、防犯灯の設置を行ってきた。組合の若手の飲食店経営者メンバーの発案で8月から準備を進めてきた」と話す。
「当企画はチケットの売れ行きも好評で、飲食店から参加の要望もある。『せんべろ』スタイルなので、行ったことのない店にも気軽に行くことができる。スナックでは、ママとの交流も楽しんでもらいたい。この機会にお得に名護の夜の街を巡ってもらえたら」と呼びかける。
11月30日まで。