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名護で「やんばるゴスペル・フェスティバル」初開催 市内牧師が企画

「会場は屋外なので多くの人に聞いてもらえれば」と話す江間さん。

「会場は屋外なので多くの人に聞いてもらえれば」と話す江間さん。

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 イベント「やんばる ゴスペル・フェスティバル」が11月3日、名護・21世紀の森公園内イベントドーム(名護大南)で開催される。

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 主催は名護市内在住で牧師の江間隆さんを中心とする実行委員会。ゴスペルの魅力を発信したいと初開催する。

 イベントを立ち上げたきっかけについて、江間さんは「ゴスペルチームやゴスペルの歌い手の活躍の場や交流の場を作りたいと長年思っていた。私自身が昨年教員を退職したこともきっかけになり、牧師仲間に話したところ賛同の輪が広がった」と話す。

 当日は、沖縄県内で活動するゴスペルアーティストを中心に13組が出演する。羊飼いが使うという角笛「ショファル」の演奏でイベントを開始し、国外で活動するゴスペルアーティストによるロックやラップ、沖縄三育中学校(旭川)の教員と生徒による演奏、琉球音楽グループ「具志堅ファミリー」による沖縄民謡などのステージパフォーマンスを展開。イベントの最後には「アメージンググレース」を参加者全員で歌唱する。

 会場内にはそのほか、スリランカカレーやアイスなどのフードブースを設けるほか、絵画や書籍販売のブース出店も行う。

 「賛同者全員で協力してゼロから作り上げてきたイベント。ゴスペルには『福音、よいしらせ、グッドニュース』という意味合いがあり、教会で聖歌隊が歌うようなゴスペルのほかにも、ラップや民謡などジャンルがたくさんある。さまざまなゴスペルに触れてもらい、皆さんが思っているゴスペルのイメージを変えたい」と江間さん。「会場は海のそば。名護の自然の中で気軽にゴスペル音楽を楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は11時30分~16時。入場無料。

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