日本ハンドボール女子リーグに所属する「ザ・テラスホテルズ ラ・ティーダ」のホーム開幕戦が11月5日、名護・21世紀の森体育館(名護市宮里)で行われる。
名護市をホームタウンに活動する同チームは、2017(平成29)年に「ザ・テラスホテルズ」(那覇市)が運営するリゾートホテル「ザ・ブセナテラス」(喜瀬)の開業20周年の節目に設立。2021年にリーグ参入し、今期は3シーズン目に挑む。
昨シーズンをリーグ8位の成績で終えた同チーム。昨シーズンから約半数となる8人の選手が入れ替わり、現在は15人が在籍する。桑原美紗季キャプテンは「昨シーズンは身長の高さを生かしたディフェンスが特徴のチームだったが、今期からは全員が全ポジションを経験し、一人一人が1点を取りに行けるチームを目指して日々練習している」と話す。
第48回大会となる同リーグは10月21日に開幕。今期は全11チームが参加し、5月までリーグを戦い抜く。
同チームの今期3戦目にもなる当日は、富山の「プレステージ・インターナショナル アランマーレ」と対戦。会場にはキッチンカーが出店する。試合後には選手のサイン会を実施。観客750人の動員を目標にする。
「アウェーでの初戦では肩に力が入り、惜しくも勝ちを逃してしまったが、3シーズン目で重要な年なので、結果を出すことにこだわって試合に臨みたい。勝ちを取りにいきたい」と上地涼奈選手。新加入の當山桃加選手は「試合に向けてわくわくしている。ハンドボールはダイナミックなスポーツなので、名護ややんばるの多くの人に見に来てもらい魅力を知ってもらえれば」と話す。
同チームマネジャーの河崎大樹さんは「今期ようやくスタート地点に立てたような思い。地元に応援してもらえるチームを目指し、地域に根差したファンづくりにも力を入れていきたい。試合や今後の地域活動を通じて、ハンドボールの楽しさも伝えていければ」と話す。
14時スローオフ。