イベント「名護冬フェス~花火・エイサー・コスプレ盛り沢山~」が12月2日・3日、名護・21世紀の森公園(名護市大南2)で初開催される。主催は「楽天チケット」(東京都世田谷区)。
名護市の地域資源をフル活用し、名護市の魅力を最大限に体験してもらおうと企画した同イベント。「エイサー」「コスプレフェスタ」「音楽花火」「食文化」の4コンテンツを柱に、同公園一帯を使って展開する。
2日の「エイサー」には、名護市内の大西青年会、為又青年会、うるま市の屋慶名青年会などが公園内野外ステージエイサーを約3時間にわたって披露するほか、「食文化」では、県内からフードトラックを中心に約25店が出店し沖縄グルメなどを販売する。「音楽花火」は18時30分~19時30分の1時間、音楽に合わせて花火を打ち上げる。観覧チケット=3,000円~。
同日開催する「コスプレフェスタ」は、「世界コスプレサミット」を運営する「WCS」(愛知県名古屋市)の協力を得て行う。県内外のコスプレイヤーやコスプレ初心者に海や沖縄の自然の中で自由に撮影してもらうことで、にぎわい創出を図る。目玉企画として、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズに出演する声優の古谷徹さんが来場し、トークステージを行う。このほか、全国から8人の有名コスプレイヤーをゲストに招く。参加チケット=1,000円~。
3日は「クリーンナップ」として、ボランティアを募集して会場内のゴミや花火カスを清掃するイベントを行う。事前参加申込者には、2日の花火観覧券を進呈する。
楽天チケットのヴァイス・ゼネラルマネジャーの南部龍佑さんは、企画の背景について、「当社には『地域を力づける事業を展開する』というコンセプトがある。名護市は観光資源が豊かな場所で地域活性の観点からもポテンシャルが高いことから、全国の市町村の中から実施を決めた」と話す。
「行政とも連携し名護市の観光資源をどの様にイベントとして生かし、簡単に分かりやすく伝えられるかを考えてきた。沖縄は夏のイメージが強いが、冬にイベントを行うこともユニークなのではと思う。市内ではなかなかないコンテンツもあると思うので多くの人に楽しんでもらえたら」と話す。
開催時間は、2日=10時30分~20時、3日=11時~13時。