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東村の「又吉コーヒー園」で自然観察イベント 村100周年記念事業で

植え付け体験を行ったコーヒー種のポットを手にする東小学校の児童

植え付け体験を行ったコーヒー種のポットを手にする東小学校の児童

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 東小学校5・6年生の児童を招いた自然観察イベントが12月4日、東村の「又吉コーヒー園」(東村慶佐次)で行われた。

児童らが植え付けをしたコーヒーの種のポット

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 4月1日に村政100周年を迎えた同村を祝い盛り上げようと、村が行う「100周年記念村民提案事業」の一環として行った同イベント。「又吉コーヒー園」のスタッフ8人が、同園の魅力や東村に生息する植物を知ってもらおうと企画した。

 8人の一人で同園の矢木リサさんは「当園のような企業が地元にあることを地域の小学生に身近に知ってもらいたいと、社内に声をかけて企画した」と話す。

 当日は、東小学校の5・6年生8人が同園の約3万坪の敷地の中で育てられている植物の中から、バナナやライチ、マンゴー、グアバ、コーヒー、ドラゴンフルーツなど8種類の植物を観察して回り、それぞれの植物の実や葉、花の特徴などについて学んだ。「コーヒーの実を初めて触った。ぬめぬめしていて植え付けが難しかった」「フルーツが実っているところを初めて見た」と驚く児童ら。コーヒーの種の植え付け体験では、めいめいがもぎ取ったコーヒーの実から種を取り出してポットに植え、持ち帰った。

 同じく前田尋貴さんは「東村の植物や自然の豊かさを改めて知ってもらえたのではないか。今月23日には同事業の一環として、コーヒーの苗木を100人に無料配布する予定。今後も地域貢献活動を続けていきたい」と話した。

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