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名護におむすび専門店「コメドット」 シフォンケーキ店が出店、手作りで提供

古民家の雰囲気を生かしたという「コメドット」店内

古民家の雰囲気を生かしたという「コメドット」店内

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 おむすび専門店「COME.(コメドット)」(名護市東江1、TEL 050-8892-9516)が11月22日、オープンした。

古民家を改装した「コメドット」の外観

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 築50年の古民家を改装して2021年6月から営業するシフォンケーキ専門店「Airy(エアリー)」が同じ建物内に開いた姉妹店。席数はテーブル=4席。

 出店のきっかけについて、店主の喜屋武(きゃん)優さんは「エアリーの開店当初から、空きスペースで何かをしたいと考えていた。おむすびが好きなことや、おむすびは老若男女問わず手軽に食べられることから、専門店を開くことにした」と話す。壁のしっくいや屋根の工事などのDIYに半年かけてオープンにこぎ着けた。

 提供するのは、炊きたてのご飯で手作りするおむすび。米は山形県産の「ひとめぼれ」を使い、北海道産の昆布を入れて炊き上げるほか、のりは「風味と歯切れが良い」(喜屋武さん)という有明海産を使う。具材は喜屋武さんが毎日手作りし、作り置きはせずに提供する。

 メニューは、「高菜」「梅べったら」(以上250円)、自家製油みそを使う「あぐー豚油みそ」(260円)、手作りマヨネーズを使う「ツナマヨ」「めんたいマヨ」のほか、「焼きざけ」(以上270円)、「さば大葉」(280円)など常時7種類。汁物として、白みそで仕立てた郷土料理「イナムドゥチ」(280円)も用意する。

 今月11日から、好みのおむすびを「カツオだし」「お茶」「白だし」の3種類のだしから選んで食べてもらう「お茶漬け」(500円)を提供。イートインも始める。

 オープンからの2週間の様子について、喜屋武さんは「売り切れないように、ご飯を常に炊き続けている。昼時と夕方がピークタイムだが、想像以上の来店がある」と話す。「エアリーには観光客の来店も多いので、当店も市内外や海外からの観光客など幅広い人に来てもらいたい。懐かしくて心も温かくなるような店にしていければ」とも。

 営業時間は11時~18時。水曜定休。

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