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名護に雑貨・シフォンケーキ店「余白に愛を」 姉妹で出店、コーヒーや生花販売も

「愛を届けていきたい」と話す店主の金城聖華さん(左)と義姉の真理奈さん

「愛を届けていきたい」と話す店主の金城聖華さん(左)と義姉の真理奈さん

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 名護・東江に12月12日、雑貨とシフォンケーキの店「余白に愛を」(名護市東江5)がオープンした。

毎日手作りするシフォンケーキ

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 雑貨とシフォンケーキを主力に、コーヒーや生花も販売する同店。場所は、タピオカ専門「ブルプル」跡。地元出身でインテリアショップやホテルなどで経験を積んできた金城聖華さんと、菓子作りを長年趣味にしてきたという義理の姉・真理奈さんの姉妹で出店した。聖華さんが買い付けとドリンクを担当し、真理奈さんが焼き菓子を担当する。

 聖華さんは「地元でいつか自分の店を持ちたいと思っていた。昨年9月末に物件が見つかり、義姉と意気投合したことからすぐに出店を決めた」と話す。真理奈さんに声をかけて互いにそれまでの仕事を辞め、約2カ月間の準備を経て出店にこぎ着けた。

 手作りするシフォンケーキのラインアップは、「チョコチップ」「アールグレー」「クルミクッキー」(220円~)など。平日は計10ホール~15ホール、週末は計20ホールを用意する。ドリンクメニューは、エスプレッソコーヒーをベースにした「カフェラテ」「キャラメルマキアート」(450円~)など。ひきたてを味わってもらおうと使う豆は注文を受けてから粉にするという。店内にはイートインスペースやキッズスペースを備える。

 雑貨は、県内外から仕入れた革小物や文具、アロマ用品、アクセサリーのほか、季節に応じた生花やドライフラワーなども取りそろえる。

 真理奈さんは「子どもも安心して食べられるおやつを作りたいとの思いがあった。夫や家族の後押しもあり、妹と店ができることがうれしい。今は早い時間に完売することも多いが、これから数や種類増やし、お客さまが笑顔でまた来てくださる店にしていきたい」と意気込む。

 聖華さんは「地元の人たちに愛され、訪れる皆さんがホッとできるお店でありたい。『また来ます』といってもらえると、次はもっと頑張ろうと励みになる。不安や緊張もあるが、周りの笑顔に支えられてきた。これから頑張っていきたい」と笑顔を見せる。

 営業時間は10時~18時。月曜定休。

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