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名護市が新「結婚記念証」交付 「ひんぷんガジュマル」デザインで

「名護らしい『結婚記念証』を人生の節目に添えてもらえれば」と名護市観光課の堰口楓月さん

「名護らしい『結婚記念証』を人生の節目に添えてもらえれば」と名護市観光課の堰口楓月さん

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 名護市が3月、新たなデザインの「結婚記念証」の交付を始めた。

名護のシンボルツリー「ひんぷんガジュマル」をモチーフにした結婚記念証

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 同市では観光コンテンツの一環としてリゾートウエディングを推進しており、2016(平成28)年に恩納村、読谷村と共に「沖縄リゾートウエディング応援宣言」を発表。同年から市内外の居住に関わらず名護市に婚姻届けを提出したカップルのうち希望者に「結婚記念証」を交付している。これまで、1カ月に約30枚を交付してきた。

 今回、3種類目として制作した同記念証は、樹齢300年という名護のシンボルツリー「ひんぷんガジュマル」にハートと新郎新婦のシルエットをあしらったデザインで「名護らしさ」をコンセプトに仕上げた。

 1月中旬から約2週間、そのほかの3種類とのアンケート投票を行い、約半数の支持を集めて採用された。名護市役所市民課と市内の屋部・屋我地・羽地・久志の各支所で、婚姻届の提出時に交付する。

 名護市観光課の堰口楓月さんは「パワースポットともいわれているひんぷんガジュマルに、シンプルなデザインでかわいらしい記念証になった。沖縄県内でも結婚記念証を交付している自治体は少ないようで、これまでも記念証の交付があるからと名護市に婚姻届を出された方もいると聞いており、うれしい」と話す。

 同課の岸本司係長は「名護市では今年度、約350組の婚姻届の提出がある。名護市のリゾートウエディングのコンテンツの魅力を高めるための取り組みとして広く知ってもらい、名護市を市外の方にも身近に感じてもらい、名護のファンになってもらえれば。関係人口の増加に寄与できれば」とも。

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