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名護のスリランカ料理店「ラッキーランカ」が3周年 こだわりの手作り料理提供 

スリランカ出身のラッキーさんが手作りのスリランカ料理を提供する

スリランカ出身のラッキーさんが手作りのスリランカ料理を提供する

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 スリランカ料理店「ラッキーランカ」(名護市大中1)が3月27日、オープンから3周年を迎えた。

ラッキーさんが手作りで提供するスリランカ料理

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 スリランカ出身の「ラッキーさん」ことラックスマン・フェルナンドさんが店長を務める同店。料理人歴46年のラッキーさんは、1990(平成2)年に大阪で行われた博覧会でスリランカの料理人代表として派遣されたことをきっかけに1994(平成6)年に再来日。以降、大阪を中心にスリランカ料理店などの店長を務めてきた。

 ラッキーさんは、大阪時代から親交があったという名護市内在住の金澤まりさんの誘いをきっかけに名護市に移住。キッチンカー営業が好調だったことから実店舗を出店したという。同店は金澤さんが社長を務める「錫蘭(セイロン)」(名護市辺野古)が運営する。

 席数は15席。カレーは、「チキン」「キーマ」「マグロ」「牛すじ」「豆」「バターチキン」など10種類を用意する。ラッキーさんが30種類のスパイスをそれぞれのカレーに合わせてブレンドし、本場スリランカの味を手作りする。

 メニューは、カレー1種類を選ぶ「Aセット」(1,430円)、カレー2種類を選ぶ「Bセット」をはじめ、スリランカの屋台料理「コットゥロッティ」(1,430円)、イーストを使わず手ごねで仕上げるパン「ロッティ」(330円)など約10種類を用意する。

 ラッキーさんは「初めて名護に来た際、景色が地元のスリランカに似ていると感じた。多くの地域住民をはじめ、カナダやフランスなど海外からの観光客と出会いもありとても充実している」と話す。平日は近隣の市役所職員や病院職員の来店も多く、リピーターも多いという。

 「沖縄では、マンゴーや島バナナ、パパイアなどスリランカと同じような野菜が手に入るので、スリランカで食べる味にとても近い。沖縄に来て3年がたち自信にもなった。これからも手作りにこだわった料理を提供したい」と笑顔を見せる。

 営業時間は9時~21時。

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