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宜野座で「沖縄芝居」上演 方言上演の伝統芸能、字幕付きで

「伝統芸能を身近に感じてほしい」と事務局長の伊波さん

「伝統芸能を身近に感じてほしい」と事務局長の伊波さん

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 舞台演劇「がらまん沖縄芝居公演」が6月16日、宜野座村文化センターがらまんホール(宜野座村宜野座)で上演される。

過去に上演された「沖縄芝居」の様子

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 主催は宜野座村文化の街づくり事業実行委員会。伝統芸能の鑑賞機会の場の提供として、「沖縄芝居」の公演を行う。「沖縄芝居」は、明治時代に歌舞伎や演劇と沖縄演劇がまじり合った歌舞劇で、方言で上演する。

 当日上演する「沖縄芝居」は2作品。目玉は、沖縄芝居で四大歌劇の一つとされる悲恋物語で「伊江島ハンドー小」。粗筋は「国頭村辺士名のハンドー小は、伊江島の島村家の加那と心を通わせるが、加那は伊江島に妻がいて、ハンドー小に何も告げずに伊江島に帰ってしまう。ハンドー小は加那の本心を確かめようと(中略)伊江島に渡る」(ホームページから引用)。

 このほか、舞踊と名護の方言が見どころの舞踊劇「仲里節の由来記」や、琉球舞踊「かぎやで風」「貫花」「鳩間節」3作品、創作舞踊「黒島口節」などを披露する。

 同実行委員会の伊波史也さんは「役者の皆さんは、国立劇場でも演舞経験もある実力派。沖縄の方言は現代では使われなくなってきているともいわれているが、若い人や県外の人も分かるように字幕表示も行う。幅広い世代の人に伝統芸能の沖縄芝居を見に来てほしい」と呼びかける。

 12時および16時開演の2公演。料金は、一般=3,500円、学生=2,500円、宜野座村民=3,000円。

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