「星」をテーマにしたカフェ「星空カフェ」が6月29日、「Camp fermate(キャンプフェルマータ)」(大宜味村津波)内にオープンした。
やんばるの星空の魅力の発信とキャンプ場の周知向上を目的に、土曜・日曜の週末限定で営業する。同施設の照屋美姫さんは「この場所は国道沿いながらも、往来する車の光も入らず見える星がとても多い」と話す。
星をイメージしたメニューを用意する。「星空プリン」(450円)、「ミルキーウェイプリン」(500円)、「星屑(ほしくず)タコライス」(800円)、「うちなータコス」(700円)、「満月バーガー」(859円)の5種類で、それぞれ星型にしたり夜空に見立てた青色に仕上げたりしている。
そのほか、コーヒー(450円~)や紅茶(400円~)、ソフトドリンク(350円)など約10種類のドリンクメニューと、「ボロネーゼ」(700円)や「フランクフルト」(350円)も用意する。テイクアウト形式で用意し、キャンプ場内の屋外テーブルが利用可能。
日没後に芝生に寝転がり星空を眺める「星空浴」とバーベキューを合わせたプランも提供する。
「星空カフェ」の発起人で、メニュー開発や星空案内を行う「星のソムリエ」の星みきさんは「沖縄でも都市部では2等星までしか見られないが、ここでは5等星まで見ることができる。地元の人には改めてこんなにもきれいな自然があることを知ってもらい、観光客の人には地元では見られない星空を満喫してほしい。星空や自然環境を思ってもらうひとときになれば」とも。
営業時間は11時~18時。