「おきなわKINトライアスロン大会2024」が11月17日、金武町で初開催される。
「KINサンライズビーチ海浜公園」を拠点に、全長2キロのスイム、78キロのバイク、22キロのマラソンの計100キロコースのタイムを競う同大会。
コースは金武町内で、2022年9月にオープンした同海浜公園のほか、金武ダム、米軍基地「キャンプ・ハンセン」近くの新開地エリアも組み込む予定で、同町の自然や文化が体感できるようにしたという。
同大会コーディネーターで沖縄県トライアスロン連合代表理事の池淵功寛さんは「島内でミドルディスタンス(100キロ)のトライアスロン大会開催がないため、新たな大会をつくろうと1年前から開催地を探していた。金武町はロードスポーツの定期開催がないことや、海の風向きなどの条件も良かったことから決めた」と話す。同大会を目的に国内外から沖縄県に観光客を呼び込むスポーツツーリズムにも期待を寄せる。
一般エントリー募集は今月10日から始めた。参加は18歳以上で、個人参加と3人1組のチームリレーで受け付ける。参加資格は、過去5年以内に51.5キロ以上のトライアスロン大会完走実績がある人。リレーでは、スイム担当者が1500メートル以上のオープンウオーター大会の完泳実績がある人。20歳以下と、20歳~85歳を5歳刻みの年代別に分け、それぞれで1位~3位を表彰する。大会終了後は、アフターパーティーとして大会参加者対象のバーベキュー大会を開く。
池淵さんは「金武町は山から海までの距離が短いので、アップダウンの激しいコースになる予定。川も海もダムもあり、海沿いや町並みと金武町を丸ごと楽しめる。この大会は、国内で今年行われるトライアスロンの最後の大会。沖縄県外在住者に向けた先行エントリーでは、既に100人以上の申し込みがある。多くの方に参加していただき、金武の魅力を感じてもらえたら」と話す。
開催時間は7時45分~16時。