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名護にテイクアウト店「うちな~ぬ花」 名古屋からUターン女性が出店

「幅広い人に来てもらいたい」と店主の渡久地さん(中央)と姉の宮城さん(右)、スタッフの宮城さん(左)

「幅広い人に来てもらいたい」と店主の渡久地さん(中央)と姉の宮城さん(右)、スタッフの宮城さん(左)

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 テイクアウト専門店「うちな~ぬ花」(名護市大南2)が6月28日、オープンした。

「うちな~ぬ花」が提供する「タコライス」

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 店主は、3月に名古屋市からUターンした地元出身の渡久地すえみさん。出店のきっかけについて「料理が好きでいつかお店を出したいと思っていた。店を出すならやっぱり地元がよいと単身で帰郷した。名古屋の私の子どもたちが背中を推してくれたことで決意できた。家族や親友が協力してくれてかなえることができた」と話す。

 店舗面積は約5坪。提供するのは、「女性目線で作るヘルシーな料理」。ボリューム感を売りにしながらも野菜を多く取り入れ、ブイヨンやソースなども手作りする。

 メニューは、「日替わり」「タコライス」(以上、750円)、「唐揚げ入りおにぎり」(150円)。「ポークたまごおにぎり」4個にオニオンフライ、ペンネを詰め合わせた「スペシャルランチセット」(650円)、タマネギを丸ごと1個入れた「ミネストローネスープ」(400円)など12種類。

 渡久地さんの姉でそば打ちの認定資格を持つ宮城リーミさんが店内で打つ「手打ち日本そば」(750円)も用意する。そばは「二八そば」で北海道産のそば粉を使う。注文が入ってから麺をゆで上げて提供するという。

 オープンからの様子について、渡久地さんは「知人や友人の来店が多かったが、最近になって近くの企業のビジネスマンの来店も増えてきた。やっとペースがつかめてきた」と話す。「家では作るのに時間がかかる手の込んだ料理も提供していき、夕食でも食べてもらいたい。メニューの数も増やしながら、子どもが小遣いを握りしめて来られるような店にしていければ。楽しみながら料理に愛情を込めながら頑張りたい」とも。

 11時開店。水曜・日曜・祝日定休。

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