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ブランド豚「チャーグー」使った調味料 北部農林高・名護JCが商品開発

県立北部農林高校の生徒と名護青年会議所メンバー

県立北部農林高校の生徒と名護青年会議所メンバー

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 沖縄県立北部農林高校(名護宇茂佐)と名護青年会議所(JC)が共同開発した、ブランド豚「チャーグー」を使った調味料「黒い恐竜」が8月11日、お披露目された。

北部農林高校が名護JCと共同開発した調味料「黒い恐竜」

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 同校畜産コースの生徒と同会議所「まちラブ委員会」が、「愛LOVE名護 商品開発プロジェクト」の一環で企画・開発した同商品。製造は又吉農園(名護市安和)が手がけた。

 商品は、「アグーコラーゲンスープの素」「万能アグー背油調味料」の2種類。「アグーコラーゲンスープの素」はチャーグーの豚背スープに昆布などを配合したもので、「万能アグー背油調味料」は豚の背油にしょうゆやみりんなどを配合したもの。それぞれ、みそ汁や炒め物、ギョーザの餡(あん)の味付け、白米と合わせて使うという。商品名は「チャーグーの鳴き声が恐竜の鳴き声のようだ」と生徒が名付けた。

 同委員会の我那覇愛委員長は「名護は魅力がある街。今回、食の観点からブランド豚に決めた。北部農林高校は一度絶滅しかけたアグー豚を復活させた歴史を持つことからも、何か一緒にできないかと考えた」と話す。

 同プロジェクトに参加した畜産コース2年の徳元紀和さんと宮城寧生さんは「2カ月前にスタートしたが、一回一回の授業で決めないといけないことがその日にしっかりと決まり、楽しく進められた。商品名を決めるのが少し大変だったが、青年会議所の方が助けてくれて、とてもいい名前になった。貴重な経験になった」と振り返る。

 価格未定。9月以降、又吉観光農園(大北1)と「古宇利島カフェ」(今帰仁村古宇利)で扱う予定。

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