見る・遊ぶ 学ぶ・知る

名護・屋我地島で「ロゲイニング」 市内外から220人参加、やんばるならではの自然を体験

それぞれに決めたポイントに向かってスタートする参加者

それぞれに決めたポイントに向かってスタートする参加者

  • 0

  •  

 名護・屋我地島で2月11日、イベント「ハッピーなごまちロゲイニング in 屋我地島」が4年ぶりに開催された。主催は名護市観光協会青年部STEP。

屋我地ビーチ周辺を巡った参加者

[広告]

 島内を中心とするスポットの写真と地図をヒントに、対象範囲にちりばめられた64カ所のローカルなチェックポイントを徒歩で巡って写真を撮影し、その合計得点で順位を競ってもらう同イベント。今回が4年ぶり6回目の開催で、屋我地島での開催は初。これまで市街地を中心に開催してきたが、石碑や地域の伝言板など、あまり知られていない魅力的なスポットが多いことから同島で開催したという。

 イベントの目的について、同青年部の日高彰彦部長は「ロゲイニングを通して名護の魅力を改めて知ってもらうことや、イベントをきっかけに、市内に滞在しておいしいものを食べてもらい満喫してもらうことも狙い」と話す。

 当日は、済井出公民館(名護市済井出)を発着点に、2~4人のチーム制で競技を実施。市内外から220人が参加した。参加者は、配布されたマップとポイントごとの得点を見ながら作戦を立て、それぞれに決めたルートを巡って楽しんだ。

 「初めてロゲイニングに参加したが、久しぶりに地図を見た。道を間違えて行った先できれいなビーチに出会えたりと発見が面白い」と笑顔を見せたのは宜野湾市から参加した青木奈緒さん。沖縄市から参加した平田清子さんは「鳥の声などが近くで聞こえ、やんばるならではの自然を体験できて楽しい」と話した。

 同青年部の関谷晃一さんは「前回からのリピーターも多く、参加者の7割が名護市外からの参加だった。私たちもイベントを準備をしながら地域の魅力を知ることができたが、市外の人にも自然豊かな同島の魅力を知ってもらえてうれしい。今後は年に1回のペースで開催することができれば」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース