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国頭で村内の共同売店を巡るスタンプラリー 利用促進目指す

「地域の人にも積極的に共同売店を利用してほしい」と山城さん

「地域の人にも積極的に共同売店を利用してほしい」と山城さん

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 国頭村の共同売店7店を巡るスタンプラリー企画が現在、行われている。

幅広い商品をそろえる「浜共同売店」

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 主催は、村内の共同売店が互いに経営を支援しようと昨年発足した「やんばる共同売店組合」。村の地域活性化事業「国頭村地域づくり促進助成事業」の一環として、共同売店のPRと利用促進を目的に初めて行う。やんばる共同売店組合会長で、浜共同店(国頭村浜)店主の山城吉秀さんは「自分がこの売店の運営者になった3年前からやりたかった企画」と話す。

 参加店舗は、辺戸共同店、奥共同店、宜名真共同店、桃原共同店、浜共同店、安田協同店、安波共同店。全店を巡りスタンプを集めて提出した人に、抽選で1万円分や5,000円分の共通商品券を進呈する。

 山城さんは「共同売店は地域住民の生活を支える役割を担っている一方で、各区の補助金で運営を維持している現状があるという。そういった背景からも、人が立ち寄ってくれる仕掛けが必要。店舗ごとに特色があり扱う商品も異なるので、共同売店巡りは面白いと思う。地元産品を取り扱う店もあれば、コーヒーやお茶を楽しめる店もある。その店でしか買えないものを知ってもらう機会にもなれば」と話す。

 「各店で営業時間や定休が異なるが、曜日によっては1日で全店を巡ることもできる。共同売店ファンの観光客の来店も多いので、さらに共同売店に立ち寄ってもらえるきっかけになれば。今回を第1弾として、ゴールデンウイークから夏休みにかけても企画をしていきたい」と話す。

 スタンプラリーの台紙は各共同売店で商品を購入した客に配布する。3月10日まで。

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