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名護にテイクアウト店「揚げ物専門店マル」 母子3人「家族の絆」で出店

「たくさんの人が集う店になれば」と荻堂洋子さんと次女の伊元彩香さん

「たくさんの人が集う店になれば」と荻堂洋子さんと次女の伊元彩香さん

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 揚げ物をテイクアウトで提供する「揚げ物専門店MARU(マル)」(名護市大南、TEL 090-9783-8989)が3月30日、オープンした。

「揚げ物専門店マル」が提供する天ぷら

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 「沖縄天ぷら」をメインに軽食をテイクアウトで提供する同店。運営するのは、名護市在住の荻堂洋子さんと荻堂さんの長男・友寄隆希さん、次女・伊元彩香さん。いつでも誰でも立ち寄れる店を家族で開きたいと構想してきたという荻堂さんは「地域の人や学校帰りの子どもたち、私たち家族が気軽に立ち寄れる店にしたい」と話す。

 食べ歩きが好きという友寄さんはメニュー開発に力を入れた。荻堂さんは「店を開くに当たり柱となってくれた」と話す。「天ぷら」は特に試作を繰り返し、もっちりとしながらも時間がたってもカリッとした食感を目指して完成させたという。エビ天(120円)、魚やイモ、カボチャなどの天ぷら(各100円)など11種類を用意。調理と接客は荻堂さんと伊元さんが担当する。

 「サーターアンダギー」はサクッとした食感にしたという。「プレーン」(5個入り=350円)のほか、アイスをのせた「サーターアンダギーサンデー」(380円~)も提供する。「かき氷(ミルク・レモン・イチゴなど)」(200円)や、「沖縄ぜんざい」(300円)、アメリカンドッグ(160円)、ポテトフライ(250円)もそろえる。

 友寄さんは「看板が目立つこともあり、周囲から期待の声もある。市内に住んでいても家族同士で顔を合わせることが少なかったが、開店が決まってからより家族の絆が深まった。団結して頑張っていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~18時。

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