
イベント「やんばるCOFFEE FASTIVAL(コーヒーフェスティバル)」が4月20日、なごアグリパーク(名護市名護)で開催される。
やんばるコーヒーフェスティバル」のオリジナルやちむんカップ付き飲み比べチケットセット
主催は名護市内のコーヒー店を中心に構成する実行委員会。沖縄県内のコーヒー産業の発展、やんばる地域の活性化を目的に企画した。開催のきっかけについて、実行委員で「又吉コーヒー」(東村)社長の又吉拓之さんは「コーヒー店を経営する仲間と『コーヒー豆を持ち寄って品評会を開催してみたい』という話になり、まずは生産者、バリスタ、お客さんが集まれるイベントをやってみることにした」と話す。
名護市内のコーヒー店を中心に11店舗が出店。各店のオリジナルブレンドコーヒーや焼き菓子などを販売する。コーヒーは1杯での販売とチケットと引き換えで提供。「飲み比べチケット4枚セット」(1,200円)のほか、古我知焼などの県内の陶芸家が制作したイベントオリジナルのやちむんカップ・ネックストラップとのセット(3,500円)を180セット用意し、出店店舗で事前販売も行う。
フードは、名護市を拠点にする飲食店18店舗がカレー、タコス、ハンバーガー、パン、ドーナツ、ソフトクリームなどを販売する。
沖縄県立北部農林高校とのコラボ企画として、コーヒーかすを再利用した消臭剤作り体験を行うほか、ステージでは、生産者やバリスタによるトークセッション、インストゥルメンタルバンド「チチャローネス」などによるライブパフォーマンスがある。
実行委員で「フラップコーヒー」を営む酒井貴博さんは「コーヒーの生産地で、生産者がそろって出店できるのは沖縄県ならではだと思う。やんばるだからこそ実現できるイベント。コーヒーが好きな人はもちろん、普段あまり飲まない人も、生産者との交流やおいしいコーヒー、フードを楽しんでもらえたら」と呼びかける。
開催時間は10時~17時。入場無料。