見る・遊ぶ

やんばるに新テーマパーク「ジャングリア沖縄」 500人が未明から行列

ジャングリア全景(写真提供=ジャパンエンターテイメント)

ジャングリア全景(写真提供=ジャパンエンターテイメント)

  • 0

  •  

 沖縄県本島北部に7月25日、新テーマパーク「JUNGLIA OKINAWA(ジャングリア沖縄)」(今帰仁村呉我山)が開業した。

アトラクション「ダイナソー サファリ」

[広告]

 運営は「ジャパンエンターテイメント」(名護市)で、プロデュースはマーケティング会社「刀」(大阪府)が手がける。パーク総面積は約60ヘクタール。敷地全体では約120ヘクタール。アトラクション22種、飲食施設15店、物販施設10店を備える。コンセプトは「Power Vacance!!(パワーバカンス)」。アトラクションは、大型オフロード車に乗り込み恐竜に接近する「ダイナソーサファリ」や直径約23メートルの気球に乗りこんで景色を見渡す「ホライゾン バルーン」など。82平方メートルのインフィニティー風呂を目玉にした「スパジャングリア」は「最大のインフィニティ風呂」としてギネス認定を受けた。

 当日は、約500人が未明から行列を作りオープンを待ちわびた一方で、25日午前、名護市内の主要道路に大きな交通渋滞は見られなかった。地元では交通渋滞対策として、7月18日には県道84号線に右折レーンが新設され、国道58号にはパーク案内の道路標識が取り付けられるなど、開業に伴う対策が進められた。沖縄総合事務局北部国道事務所(名護市大北)は交通状況をリアルタイムで確認できるウェブサイトを公開している。8月31日まで。

 開業前日の24日に行った前夜祭で、ジャパンエンターテイメントの加藤健史社長は「2018年に地元事業者と会社を設立して以来、コロナ禍や物価高騰を乗り越え、7年の歳月を経ての開業。ブランド価値の創出や観光人材育成、交通利便性向上、地元発展を目指すことで、日本の観光産業を変革し、未来を切り開きたい」と意気込みを見せた。

 プロデュースを担当した「刀」の森岡毅社長は「都会では味わえない亜熱帯の自然を舞台に、雨やスコールさえ楽しめる没入型体験を提供する。構想は14年前に始まり、多くの支援で開業できた。着実な成長を目指し、笑顔があふれるパークとして日本の観光に貢献したい」と話した。

 営業時間はジャングリア=10時~19時30分、スパジャングリア=12時~21時30分。入場料は、「1デイチケット」=6,930円(子どもは4,950円)、「スパチケット」=2.640円(同1,540円)、「パーク&スパ 1Dayチケット」=9,570円(同6,490円)。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース