
イベント「古宇利島の駅ソラハシ 夏の盆踊り」が8月16日、今帰仁村古宇利の複合施設「古宇利島の駅ソラハシ」で行われる。
同施設が昨年の夏に初開催し、好評だったことから今年も開く。社長の玉城勇人さんは「沖縄では旧盆を大切にする文化があるが、盆踊りの文化はあまり根付いていない。昨年は多くの来場があった。観光地である当施設だからこそ、地元の人が主役になり、観光客とも自然に触れ合えるような夏祭りにしたい」と話す。
当日は、ステージイベントを中心に行う。地元のフラダンス・チアダンスチーム「Halau Hula Ui」や「thahiti poemarama」などがパフォーマンスを披露するほか、盆踊りでは「古宇利島オーレ」「古宇利小学校校歌ダンス」、ボン・ジョヴィの楽曲で踊る「盆ジョビ」、「ドラえもん音頭」などの曲を流して踊る。創作エイサー団体「いまじん太鼓」と今帰仁村の平敷青年会による「平敷エイサー」の演舞も行う。
イベントに向けて現在、地元住民らと協力をしながら中心になって踊る「盆ダンサーズ」も募りながら、練習を行っているという。
玉城さんは「私自身、古宇利島出身の祖父から3代にわたり、地域と深い縁がある。『人との触れ合いの大切さ』をモットーに、訪れてくれる人に特別な体験と思い出を提供し、地域の発展と文化継承に貢献したい」と話す。
開催時間は16時~21時。