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大宜味・喜如嘉翔学校で「本屋で怪談ツアー」 地域の怪談中心に

「私も怖い話が好きなので、当日がとても楽しみ」と話す崎山すなおさん

「私も怖い話が好きなので、当日がとても楽しみ」と話す崎山すなおさん

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 怪談イベント「本屋でおきなわ 怪談ツアー」が9月27日、大宜味村喜如嘉の複合施設「喜如嘉翔学校」で開催される。主催は沖縄県内の4個人書店主でつくる「琉球怪談倶楽部(クラブ)」。

「本屋でおきなわ 怪談ツアー」前回開催の様子

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 2回目の開催になる同イベント。同施設内の書店「山ブックス」店主の崎山すなおさんは「中南部の個人書店を中心に、書店仲間で各店を巡る企画を何かしようと昨年、初めて開いたところ、全会場がほぼ満席で好評だったので、すぐに2回目の開催を決めた」振り返る。「前回は当店内で開催したが、今年はまた満席になるのを見越し、店より広い元職員室だった部屋で開く」と話す。

 今回のキャッチコピーは「夏だ、本だ、沖縄だ、怪談だ!」。当日は、県内在住の怪談作家・小原猛さんと県内外で活動する俳優・神崎英敏さんが、各書店の特徴や地域に合わせた怪談を披露する。定員は15~20人。怪談にまつわるトークセッションのほか、会場が校舎であることにちなんだ学校を舞台にした怪談話、大宜味村に伝わる沖縄の妖怪「ブナガヤ」の話などを、小原さんによる語りや神崎さんによる寸劇などで披露する。このほか、フライヤーのイラストを手がけたイラストレーター「死後くん」が描く妖怪のイラストをあしらったオリジナルタオル(1,500円)を販売する。

 崎山さんは「ただ怖がらせる怪談ではなく、地域の深みを知ることができる。怖い話が好きな人だけでなく、民俗学ややんばる地域が好きな人にも来場してもらえたら」と呼びかける。

 17時開始。料金は1,500円(ワンドリンクオーダー制)。高校生以下は無料。要予約。

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