金武の「KINサンライズビーチ海浜公園」(金武町金武)で3月18日、海開きが行われた。
昨年9月23日にオープンした同ビーチは、本土復帰50周年に合わせて沖縄県と金武町が整備したもので、管理棟やシャワー棟・BBQ等などを設ける。運営は金武町観光協会。
目玉は、長さ800メートル、奥行き40メートルの砂浜。バーベキューやジェットスキーでのツーリング、カヤック体験、バナナボートなどのマリンアクティビティーも楽しめる。
同日行われた海開き式では、神職による安全祈願祭が行われたほか、ヘリコプターや救急車などの緊急車両が参加し、金武地区消防衛生組合、石川警察署、中城海上保安部、同ビーチ所属ライフセーバーによる救助デモンストレーションも行われ、非常時の連携を確認した。
セレモニーで仲間一金武町長は「昨年のオープン以来、2度目の安全祈願。冬場も多くの方にお越しいただいた。やんばる地域へ入り口の町として、観光振興に大きく期待したい。6月には260台分の駐車場も整備する。安全を第一に楽しんでほしい」とあいさつで述べた。
テープカットの後、金武観光協会の奥間尚登会長の宣言で海開きし、地元小学生らが波打ち際へと駆け出して今シーズン初となる海水浴を楽しんだ。併せて、フラダンスなどのステージイベントや「SUPヨガ」、テントサウナなどの体験会も行われた。
遊泳時間は9時~18時、バーベキューの営業時間は10時~20時30分(要事前予約)。月曜定休。10月31日まで。