やんばるの森でハンモック体験や海外古典舞踊を楽しんでもらうイベント「精霊のブナガヤの春のうたげ in 喜如嘉翔学校」が2月7日、複合施設「喜如嘉翔学校」(大宜味村喜如嘉)で行われる。
「精霊ブナガヤが人間を招待するうたげ」がコンセプトの同イベント。「ブナガヤ」は主にやんばるの森や川に生息していると伝わる精霊・妖怪。主催は、「ブナガヤの遊び場」がコンセプトの同施設と県内で活動するバリ・インド舞踊団体「バリィンディア・ジャパン」、手編みハンモック専門店「方舟」(同)の3者。初めて共同で企画した。
開催のきっかけについて、「方舟」の店主・中島一臣さんは「会社員勤めで疲れていた時期、やんばるの森でハンモックに揺られ、自然に包まれる感覚を体験した。その良さを多くの人に味わってほしいと考えた。自然の中で心身を休める時間や癒やしを提供したいと思った。日常から離れて、ハンモックの自然の揺れで癒されながら心を開放してもらいたい」と話す。
当日は、舞踊公演「インド、バリ、ハワイの古典舞踊公演~精霊たちに捧げる踊りと歌~」で、同イベントに合わせて制作された創作舞踊「ブナガヤの森」がバリの楽器演奏に合わせて披露するほか、フラダンスなどのステージを行う。有料。
中島さんは「妻が所属する『バリンディア・ジャパン』の古典舞踊は北部で公演する機会が少ないため、合わせて楽しんでもらいたい。企画当初はもっと小規模なイベントを想定していたが、賛同する仲間が増えていった」と話す。
敷地内各所に設置されたハンモックを自由に利用してもらい、屋外では桜の鑑賞やたき火も楽しんでもらう。「方舟」が「ハンモックルーム」と称し、香りや音楽を組み合わせリラックスしてもらう空間をつくり、ハンモックの自然の揺らぎを体感する「地球とコネクト体験」を行うほか、同施設で映画を製作する中井信介監督がインドネシアの日常や環境を題材にしたドキュメンタリー映画を上映する。「お祭りエリア」と称した飲食エリアでは、沖縄県中南部の飲食店を中心に約10店が出店し、バリやインド、ハワイなどの郷土料理やチャイ、コーヒーなどを提供する。焼き物や、アジア雑貨、手作りお香なども販売する。ワークショップでは、やんばるの木を焚火で燃やして作る木炭作り、皮や竹を使った小物作り、やんばる地域で採れたハーブを使ったお香作りなどの手仕事体験を行う。
中島さんは「五感で楽しめる内容にした。ここで過ごした時間を良い思い出として持って帰ってほしい」と話す。「桜の時期に開催される恒例イベントにしていけたら」とも。
開催時間は11時~17時。入場無料。舞踏公演の料金は、自由席=3,000円、ハンモック特別席=6,000円。