沖縄県内で活動する芸人の北山亭メンソーレさんによる独演会「やんばる落語会」が4月23日、名護のコミュニティーパーク「coconova（ココノバ）」（名護市宮里）で行われる。

毎月開催するメンソーレさんの「よせきかせ」

　今帰仁村出身のメンソーレさんは、大学時代に落語研究会に入り、東京で落語家としての修業を経て、2010（平成22）年から活動拠点を沖縄に移した。現在は落語のほか、ラジオ番組のパーソナリティー、イベントの司会などローカル芸人として幅広く活動をしている。

　「楽しく、明るくをモットーに、老若男女問わず楽しめる落語」をコンセプトにするメンソーレさん。月に1度の定期落語会のほか、イベントや学校などで落語公演を行っている。「国語の教科書に落語が取り入れられていることもあり、落語に詳しい子どももいて、小さい子どもから大人まで楽しんで聞いてくれている」と話す。

　名護での独演会開催のきっかけについて、メンソーレさんは「パーソナリティーを務めるラジオ番組で、今回の会場の『ココノバ』のニュースを取り上げた時に、人が集う面白い場所があると思った。実際に足を運んでみて、落語をしてみようと企画した」と話す。

　当日は、「落語が初めての人にも楽しんでもらえる演目を行う予定」だという。「沖縄では落語はあまりなじみがないかもしれないが、少しでも興味がある人は気軽に足を運んでもらえれば」と呼びかける。

　開演は14時。料金は1,500円。予約・問い合わせはメンソーレさん（TEL 098-955-9838）まで。