地域交流拠点「わんさか大浦パーク」(名護市大浦、TEL 0980-51-9446)が4月29日~5月7日、ゴールデンウイークイベントを行う。
地元野菜や特産物の直売、沖縄そばや定食販売、スイーツや総菜などを販売するパーラー営業のほか、マングローブ林でのカヤック体験や散策プログラムの提供を手がける同施設。3月5日には12周年を迎え、年間約10万人が来店した。
同施設は来春、休憩スペース新設やシャワールーム増設など大幅リニューアルを予定している。5月8日から工事休業に入るため、同イベントは休業前最後のイベントとなる。
4月29日と5月3日~7日はカフェ「SuーMe-Coffee」が出店するほか、5月4日は地元漁師の釣ったマグロを使った「マグロ解体ショー」を行う。5月4日・5日は草玩具づくり体験などを展開する「久志の手しごと・ものづくり実演会」を行う。3日~5日は「わんさかキッチンカー」出店を行う。
「わんさか大浦パーク」の深田友樹英社長は「地域住民からの『直売所を作ってほしい』という要望からできた施設だが、SNSを活用した広報や地元企業との連携により、少しずつ客足を延ばしてきた。コロナ禍で経営が厳しくなった中でも、地元の方を中心に130件1,350万円もの寄付をいただき感謝している」と話す。
5月8日からは、駐車場の仮設店舗で農産物直売やパーラー営業を行うほか、瀬高保育園跡(瀬嵩)に事務所機能を移転する。「リニューアル後は、3世代で気軽にお越しいただけるようにすることもテーマの一つ。地域活性化や経済的により自立できる施設を目指して、地域の雇用促進にも貢献したい」と意気込む。
営業時間は10時~17時。