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名護の飲食店「アルカシルカ」で1周年イベント フードトラック出店も

大きな看板が目を引く「アルカシルカ」

大きな看板が目を引く「アルカシルカ」

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 名護・屋我地島の飲食店「あRUカSIる可(アルカシルカ)」(名護市屋我、TEL 050-3139-5830)が4月30日、オープン1周年イベントを開催する。

「アルカシルカ」が提供する「屋我地ライス」

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 屋我地内海を見渡せる場所に昨年4月1日オープンした同店。不動産事業を手がける「沖縄旭産業」(屋我)が、新規事業としてオープンの5年ほど前から準備を進めて出店した。

 敷地面積は1700坪。2階建ての店内はフロアごとに異なる雰囲気に仕上げた。1階はアメリカのドライブイン、2階は和風をイメージした店内で、2階は予約制のレストランとして営業する。店名の「アルカシルカ」は沖縄の方言で「一切合切」を意味するという。

 客席数約70席の1階は、カフェ・レストランとして沖縄県産の食材を使ったメニューを提供する。オリジナルメニューの「屋我地ライス」(1,320円)や「やんばる若鶏のクスクス」(2,200円)をはじめ、「沖縄県産黒毛和牛ハンバーガー&ポテト」(1,450円)、「屋我地たまごの濃厚プリン」(500円)、「季節のミニパフェ」(650円~)などを用意する。

 同店マネジャーの高瀬泰幸さんは「コンセプトは店名の通り『なにもかも』なので、和洋と異なる空間を設けた。派手な外観なので『どのような店か分からない』という声も多かったが、この1年は知ってもらうことを目指してSNSでの情報発信に積極的に取り組んだ。今は地元の人も観光客も来てくれる。海外からの観光客も含めて、どんなお客さんが来ても喜んでもらえる店にしたい」と笑顔を見せる。

 4月30日は1周年記念イベントを開く。8店がフードトラックで出店するほか、地元農家やスイーツ店、ハンドメード作家など17店によるマルシェ、名護の「屋部若獅子会」や名桜大学エイサーサークル「名桜エイサー」によるエイサー披露、地元パフォーマー「名護ザイル」による三線ライブなどステージイベントも行う。

 高瀬さんは「今後は、広い敷地を生かしたイベントをさらに積極的に行いたい。レンタサイクルやバーベキューなども楽しめる観光拠点になれば。観光情報や地元情報を発信する場にもしていきたい」と意欲を見せる。

 開催時間は12時~20時。

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