名護・宮里に「炭火料理やんばるげんじん」(名護市宮里7、TEL 0980-59-7124)がオープンして1カ月がたった。
2019年11月から営業してきた「fisherman's kitchen(フィッシャーマンズキッチン)」が、コンセプトを変更して3月1日に刷新した同店。「素材にこだわる沖縄料理」をコンセプトに、「地鶏の炭火焼」を売りにする。席数は、テーブル=16席、掘りごたつ=8席、カウンター=4席。
刷新の理由について、店主の島袋慎也さんは「店名もローマ字表記だったことから、入りにくい印象を持たれていたようだ。地元出身の強みを生かして店名に『やんばる』を入れ、看板にイラストを描くことで、気軽に立ち寄ってもらえる店にした」と話す。
提供するのは、沖縄県産の地鶏を使った炭火焼き料理が中心。しょうゆベースのたれに漬け込んで焼いた「やんばる地鶏 ハイケイ」(750円)や、「やんばる地鶏 レバー」(660円)などのほか、地元で釣れる魚で「ユッケ」「唐揚げ」、「塩焼き」(以上1,000円)なども用意する。「ゴーヤーチャンプルー」(680円)や「もずく天ぷら」(550円)、「ポーク卵」(500円)など沖縄料理も提供。テイクアウトにも対応する。
「刷新前はコロナ禍で思うような営業ができず苦しい時期もあったが、おいしい料理を提供したいという思いで試行錯誤してきた。今は客足も戻ってきたと感じている」と島袋さん。「お客さまの喜ぶ顔や『また来るね』の一言が、何よりの喜び。毎日満席になるような繁盛店を目指して頑張りたい」とも。
営業時間は17時~24時。月曜定休。