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宜野座の「仲間商店」がコストコ再販コーナー 店長「1カ月で来店客2倍」

「お客さまが笑顔で買い物している様子がうれしい」と伊禮店長(右)と仲間さん

「お客さまが笑顔で買い物している様子がうれしい」と伊禮店長(右)と仲間さん

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 宜野座の総合商店「仲間商店」(宜野座村惣慶、TEL 098-968-8675)が、コストコ再販コーナー「cosgino(コスぎの) The 仲間商店」を開設して1カ月がたった。

宜野座の商店「仲間商店」のコストコ再販コーナー

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 沖縄県初進出となった米国発会員制スーパー「コストコ 沖縄南城倉庫店」(南城市)のオープンに合わせて8月24日に開設した同コーナー。毎日コストコから仕入れる商品を販売する。

 店長の伊禮愛さんは「当店では地元の人から要望があったものは何でも販売するという方針がある。コストコの話題性の大きさもあり、宜野座から南城市は遠いので商品を置いたら地元の人が喜んでくれるのではと思い、始めることにした」と話す。これまで文具や生活用品を陳列していた場所に設置した。

 販売するのは約100種類。数量が多いものやサイズが大きい商品は小分けにして販売する。商品は「ディナーロール」(6個、120円)や「チーズケーキ」(2カット、550円)、「プルコギビーフ」(980円)、「マフィン」(150円)など食品や冷蔵商品、菓子が中心。

 仕入れを担当するスタッフの仲間稜真さんは「コストコの人気商品を中心に選んでいる。始めて2日後には仕入れが追い付かないほどの売れ行きを見せ、1日に2回仕入れに行ったこともある。予想以上の好評で驚いている」と話す。

 口コミやSNSでの拡散で、北部エリアのほか中部エリアからの来店も目立つようになり、新規客が増えたという。「元々、総菜や刺し身などの食品を目当てにしたお客さまで昼と夕方がピークタイムだったが、それ以外の時間にも地元の若年層や観光客にも来てもらえるようになった。来店客数は2倍」と伊禮さん。

 コーナーには、利用客からのリクエストを受け付けるボックスも設置する。伊禮さんは「ちょっとやってみるつもりが反響の大きさから引き下がれなくなった」と笑顔を見せる。「当店は今年で65周年を迎えた。これからも地元の人の要望に応えながら地域密着をモットーにしていきたい」とも。

 営業時間は8時~21時。

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