海鮮料理居酒屋「海鮮亭」（TEL 0980-43-8271）が9月15日、本部町大浜にオープンした。

居酒屋「海鮮亭」の「漁師丼」

　運営するのは、本部町で釣り船事業や名護市内で居酒屋を手掛ける「北斗グループ」（名護市宮里）。同所で30年間営業していた居酒屋を居抜きで活用して、店名や看板、コンセプトもそのままに営業する。

　店舗面積は約30坪。席数はテーブル＝36席。メインで提供するのは、自社の釣り船でその日釣り上げた季節の魚を中心にした海鮮料理と沖縄料理。

　メニューは、海鮮を巻いた細巻き「海鮮亭あて巻」（780円～）や「グルクン唐揚げ」（1,380円）、「グルクンユッケ」（1,280円）、「漁師丼」（1,980円）のほか、豚の角煮「ラフテー」や「島豆腐サラダ」（以上880円）、「ジーマミー豆腐の揚げ出し」（800円）、「ソーメンチャンプルー」（980円）など約30種類。焼き魚や魚のバター焼きは、日替わりの魚で提供する。

　アルコール類は、泡盛（680円～）や「オリオンビール」（680円）、ハイボール（600円）、焼酎（750円～）、サワー（600円～）など約30種類。客単価は3,000円前後。

　店長の仲宗根和広さんは「オーナーが本部町出身であることから、町内にも出店することになった。前店の頃から観光客の来店が多いと聞いていた通り、観光客が7割で、外国人観光客も多い。地元の人も『営業を再開したのか』と立ち寄ってくれ、地域に根付いた店の看板を守れたことがうれしい」と話す。

　今後については「落ち着いたらランチ営業も考えたい。2階には最大70人まで利用できる宴会場もあるので、地元企業の忘年会など団体客も受けることができれば。町内外の人に地元の魚のおいしさを知ってもらい、親しんでもらえる店にしていきたい」と意気込む。

　営業時間は17時～23時。水曜定休。