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本部町で「海上イルミネーション」 渡久地港にLED5万球、海上ツリーも

点灯式後はサンタが会場の子どもたちにクリスマスプレゼントを配った

点灯式後はサンタが会場の子どもたちにクリスマスプレゼントを配った

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 「海上イルミネーション」が現在、渡久地港(本部町谷茶)で行われている。

渡久地港に設置されたフォトスポット

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 主催は渡久地港を母港とする漁船などの船主で組織する「渡久地港船主会」。「本部の港まちに活気を」をスローガンに今年で3回目の開催となる。

 電飾が海に反射するよう、渡久地港の海上に高さ12メートルのクリスマスツリーを飾る同企画。このほか、本部大橋と漁港を取り囲むように電飾を行う。昨年はLED電球約3万球を使ったが、今年は漁港内の装飾面積が増えたため約5万球を使う。港にはサンタとソリを模したフォトスポットも設置する。

 12月13日は点灯式を行い、集まった町民500人によるカウントダウンでイルミネーションを点灯した。ステージイベントでは、町内の小学生で構成される合唱隊がクリスマスソングの歌唱を披露したほか、サンタが会場にいる子どもたちにクリスマスプレゼントを配った。

 渡具知港船主会会長の島袋恵さんは「県や町、個人の土地所有者の協力や地元企業のほか地域の方々から寄付があり、年々パワーアップできている。来年は港を全部使った装飾をしたい。渡久地港はカツオ漁で港や本部町を発展させてきた。これからも地域経済活性化のために新たな取り組みを考えて、さらに発展させていきたい」と話す。

 平良武康本部町長は「今年も実施できることに感謝。本部の皆さんの元気がでる冬風物詩として定着してきている。地形をそのまま活用できており、本部の輝きを作り出していて素晴らしい。年末年始もイルミネーションを楽しんでほしい」と話す。

 点灯時間は18時~翌8時。2月28日まで。

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