食と自然に触れるウオーキングイベント「ONSEN・ガストロノミーウォーキング in 沖縄県宜野座」が1月18日、開催される。
「ガストロノミーツーリズム」は、土地の歴史や伝統、食文化を楽しむことを目的にした旅のスタイルで、欧州を中心に普及している。温泉を楽しむことを加えた日本スタイルが「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」で、国内でイベントが行われている。
主催は「ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構」(東京都)で、沖縄県内では6年ぶりとなる。今回、宜野座村観光協会(宜野座村漢那)が同団体に声掛けをしたことで開催が決まったという。
宜野座村ITオペレーションパークをスタートし、道の駅ぎのざをゴールに、宜野座村内の4つの地区「松田」「宜野座」「惣慶」「漢那」を巡る7.7キロのコースで、制限時間は5時間。
道中には、村内の飲食店などがブースを設け、宜野座産のイチゴを使ったシフォンケーキやサンドイッチ、沖縄そば、バーブティー、宜野座産の車エビ料理や「宜野座もずくのとり唐揚げ」などを提供。歩きながら地元の食材を使った料理や飲み物を楽しむことができ、ゴール後は温浴施設「タピックタラソセンター宜野座」で入浴もできる。
宜野座村観光協会の幸喜達也さんは「宜野座村はサステナブルな取り組みに力を入れており、今回もある資源を生かした取り組みがしたかった。元々、街歩きの体験プログラムも持っていることもあり、親和性の良さや新たな話題性の一つとして行うことにした」と話す。
「宜野座村の風土や海・山の風景を歩きながら楽しんでもらい、地産地消の取り組みや食も含め、宜野座の魅力を知ってもらえれば」と呼びかける。
開催時間は10時30分~17時。参加料は4,500円。定員は80人。