名護市営球場(名護市宮里2)とサッカー・ラグビー場の新しい愛称「Enagicスタジアム名護」の運用が2月1日に始まった。
名護市は同球場のネーミングライツパートナーとして2020年2月から5年間、愛称を「タピックスタジアム名護」としてきたが、契約満了に伴いネーミングライツパートナーを公募。1社から応募があり、医療機器・健康機器の開発・製造、販売を手がける「エナジック」(瀬嵩)が新たにネーミングライツを取得した。命名権料は年額1,500万円以上で、詳細は非公開。
ネーミングライツでの愛称はこれまでは同球場のみだったが、今回、一昨年11月に供用を開始した「21世紀の森サッカー・ラグビー場」も愛称を合わせた。1月30日に同球場の看板を新愛称にかけ替えた。サッカー・ラグビー場は3月末までに看板を掲げる予定。
名護市建設部公園維持係の平良政樹さんは「これまでの5年間『タピック』として市民に親しまれてきたが、新愛称により注目度が増せば。現在、球場では北海道日本ハムファイターズのキャンプが行われており、サッカー・ラグビー場も供用開始以来、J1チームなど多くのチームがキャンプで訪れるなど、市のスポーツコンベンションが誘致に力を入れている。スタジアム全体の活性化につながり、追い風にもなれば」と話す。
ネーミングライツの期間は2029年11月30日までの4年10カ月。