見る・遊ぶ

今帰仁でロゲイニングイベント初開催へ マラソン大会の転換企画

「夜まで今帰仁村を楽しんでほしい」と実行委員の嶺井雄二さん(写真左)・上原祐希さん(同右)、久田浩也今帰仁村長(同中央)

「夜まで今帰仁村を楽しんでほしい」と実行委員の嶺井雄二さん(写真左)・上原祐希さん(同右)、久田浩也今帰仁村長(同中央)

  • 0

  •  

 今帰仁村で3月8日、ロゲイニングイベント「第1回今帰仁村ロゲイニング大会 なきじんクエスト2025」が開催される。

世界文化遺産に登録されている今帰仁城跡

[広告]

 2011(平成23)年から10年以上にわたり開催してきたマラソン大会「今帰仁マジックアワーRUN」の転換イベントとして、村や観光協会などが初開催する同イベント。「今帰仁村を冒険しよう」をコンセプトに、村の自然や歴史的観光スポットを歩きながら深めた交流を地域活性化につなげることを目的にする。

 「ロゲイニング」は、地図などを使いながら決められたエリア内に設置されているチェックポイントを制限時間内に回り、チェックポイントごとに設定されているポイントを獲得していく野外スポーツ。競技では、獲得したポイント数の合計を競う。

 当日は、今帰仁村中央公民館(今帰仁村仲宗根)をスタートし、スマホを使って今帰仁城跡などを地図やポイントを見ながら歩き、競技を進めてもらう。制限時間は5時間。競技部門は、1人で参加するソロ部門と2~6人で参加するチーム部門を設ける。入賞者には商品を進呈するほか、村の特産品の今帰仁牛やスイカ、マンゴーなどを進呈する抽選会も行う。

 イベントに合わせて、今帰仁村商工会青年部が企画する「なきじん夜市」も開く。主に村内の飲食店・キッチンカーなど約10店舗が出店するほか、名桜大学の学生らによるヘルスケアなどのブースも設ける。ステージイベントでは、地元の子どもたちによる三線の演奏や、「今泊棒術」「いまじん太鼓」などの伝統芸能、村内の子どもたちを中心に結成する「北山の風」の現代版組踊を披露する。

 同実行委員会の上間勲さんは「今帰仁村には、コース外にも自然豊かな景色が広がっている。お薦めは乙羽岳の上から見る海。天気が良いと古宇利島や伊平屋島、伊是名島を見渡すことができる。景色を楽しみながら村の歴史も感じてほしい。ゴール後はおいしい料理を食べて地域の温もりを体感して楽しんでもらえたら」と呼びかける。

 開催時間は10時30分~16時50分(なきじん夜市は14時30分~21時)。参加費は、高校生以上=2,500円、中学生=1,500円、小学生以下=無料。定員は300人。申し込みは2月16日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース