![今帰仁城跡近くの「ゑびの森」外観](https://images.keizai.biz/yambaru_keizai/headline/1739003279_photo.jpg)
車エビ料理店「ゑびの森」(今帰仁村今泊)が2月3日、今帰仁城跡近くにオープンした。
生きたまま仕入れる沖縄県産クルマエビをメインに使った料理を提供する同店。広さ約40坪店舗はコンテナ5台を活用した。出入り口には、カンヒザクラ、バナナ、パパイヤを植栽し、森の雰囲気を演出する。席数は、カウンター席9席、テーブル席8席、団体専用席46席。
運営会社は、名護市内にインドネシア料理店「ワルンルンパ」など5店舗を展開するフードテックラボ(今帰仁村今泊)。日高透馬社長は「昨年まで今帰仁村内でクルマエビを扱う料理店を運営していたが、移転をすることになり、地元食材の魅力を伝える店は続けたいと思い、場所やコンセプトを変えて出店することにした」と話す。
メニューは、「車エビと地魚の造り御膳」「車エビの天ぷら盛り合わせ御膳」(各1,580円)を中心に、「車エビ塩焼き」(600円)、沖縄県産の刺身「県産メバチマグロ」(980円)、「県産島ダコ」「県産イラブチ」(各780円)、「海鮮サラダ」(880円)、「海ぶどう」(480円)など約20種類を用意する。
カウンターの食材ケースには沖縄の魚を中心にそろえ、活クルマエビを目の前で調理することで、視覚的にも楽しめるようにした。「沖縄のクルマエビは生産量日本一。北部などの県内の養殖場から直接仕入れ、新鮮な状態で提供する」と日高社長。
「食の魅力を伝えることをコンセプトに、観光客と地元の人が半々で来店してもらえるような店にしたい。当店はまさに森の中にたたずむ店。やんばるの森の空気も一緒に感じてほしい」とも。
営業時間は11時30分~14時30分。火曜定休。