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今帰仁の「今帰仁そば」が再オープン 事業譲渡も「味わいそのまま」

再オープンした「今帰仁そば」外観

再オープンした「今帰仁そば」外観

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 沖縄そば店「今帰仁そば」(今帰仁村諸志、TEL 0980-56-5782)が3月3日、再オープンした。

「今帰仁そば」が提供する沖縄そば

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 「今帰仁そば」は、2015(平成27)年に大阪府出身の店主が開業。あぐー豚と鶏ガラ、カツオなどを使ったスープと自家製麺が特徴の沖縄そばを提供し、県内外から多くのファンが訪れていたが、前店主の事情により、昨年8月に閉店していた。

 事業を引き継いだのは、村内で宿泊施設の運営や飲食事業を手がけるする「SUNZ dining」(兵庫県豊岡市)。同社の三山哲緒社長は「私自身、今帰仁村に来るたびに『今帰仁そば』に通っていたファンだった。閉店を知ってとても悲しく、好きな味を守りたいという思いから引き継ぐことを決めた」と話す。

 店舗は約30坪。築70年ほどの琉球古民家で、店内には18席を備えるほか、再オープンに伴いテラス席24席を新設して席数を増やした。

 そばメニューは「とろとろなんこつソーキそば」「あぶり塩味三枚肉そば」「ミックスそば」「ゆし豆腐そば」(各950円)の4種類。麺はもちもちとした食感が特徴という中太ちぢれ麺を使う。サイドメニューには沖縄風炊き込みご飯「じゅーしー」(300円)、デザートの「黒糖プリン」(350円)や「沖縄黒糖ぜんざい」(550円)などをそろえる。

 三山社長は「レシピも引継いだので味わいはそのまま。元々観光客も多い店だが、地域の人にも愛される店にしていきたい。今後は『今帰仁そば』をブランド化し、変わらないこの味を沖縄県外にも伝えていきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~16時30分。

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