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名護・屋我地の沖縄そば店「すばすば」がオープン3カ月 築100年の古民家で

築100年の古民家で運営する「すばすば」。古民家の見学のみの立ち寄りもできる

築100年の古民家で運営する「すばすば」。古民家の見学のみの立ち寄りもできる

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 沖縄そば店「すばすば」が名護市饒平名にオープンして3カ月がたった。

「すばすば」が提供する「肉盛りそばアグーわんたんトッピング」

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 「沖縄古民家を感じながら食べる沖縄そば」をコンセプトに、12月21日にオープンした同店。名護市出身の店主の新垣雄さんは「沖縄県内外の飲食店に勤めながら、いつか自分の店を持ちたいと思っていたところ、知人から空いている古民家があると紹介されたのがきっかけで出店を決めて名護に帰郷した」と話す。

 大宜味村から移築した築100年という古民家を活用した店舗は、あえてリフォームせずに手入れと清掃で開店準備を整えたという。店舗面積は約300坪。テーブル席=10席、座敷席=12席。店名は新垣さんが知人たちと話し合っている時に思いついたという。「沖縄の方言で『そば』を意味する『すば』を繰り返す響きが柔らかくてかわいらしい」と新垣さん。

 メニューは、三枚肉・ソーキ・かまぼこなどがトッピングされた「肉盛りそば」(1,000円)、アグー豚のひき肉ワンタン入りの「アグーわんたんそば」(900円)の2種類。どちらも生めんを使用し、スープはアグー豚のだし骨を約10時間煮込んでだしを取るという。ドリンクは、アイスコーヒー(500円)、オリオンサイダー(500円)、オリオンビール小瓶(700円)など5種類。

 新垣さんは「最初にこの古民家を見たときは敷地の広さに驚いて不安も感じたが、友人たちが庭や建物の手入れを手伝ってくれた。オープンしてからは、地域住民と観光客が半々くらいで来店してくれ、口コミやSNSの拡散などで少しずつお客さまが増えてきた」と話す。

 「今はまだ余裕がないが、もっと出したいメニューがたくさん頭の中にできている。まずは古民家の雰囲気を楽しんでもらいながら、提供する沖縄そばの味に満足してもらえるようにしたい」とも。

 営業時間は11時~15時。月曜定休。

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