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名護で地元高校生と観光事業者の交流会 進路選択の一助に

高校生と市内観光事業者で活発な意見交換が行われた

高校生と市内観光事業者で活発な意見交換が行われた

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 地元の高校生と観光事業者による「地方創生交流会」が10月19日、名護商工高校(名護市大北4)で行われた。主催は、名護市観光協会青年部「STEP」(大中1)。

高校生と市内企業担当者が活発に意見交換した

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 名護の観光業界の人手不足を背景に、地域の高校と連携して行う初の試み。地元の観光企業をPRし、キャリア選択に役立ててもらおうと企画した。

 当日は、同校地域産業科2年の生徒16人と、市内のホテル事業者や観光施設、タクシー会社、大学などの11社20人が参加した。会場では、各社が「高校生目線で作成した」というショート動画で事業を紹介したほか、働き方や仕事のやりがいなど高校生からの質問に応じた。

 「STEP」の屋部憲史朗部長は「地域にある企業をまずは高校生に知ってもらうことで、企業説明会などではない新しい形で興味を持ってもらいたい。動画の中には各社の悩みも盛り込むことで、高校生からアイデアももらうことができた。今後も地域活動の一つとしても高校と連携していきたい」と話す。

 東由紀教諭は「当校ではキャリア教育の取り組みを行っているが、例年は3年生で行っていた企業実習を2年生で行うことにした。職業について早く知ることで、就職活動に生かしてもらいたい。これからの観光業を担う人材を出せたら」とも。

 今回は関連企画として、1月18日に各社で同校生徒を受け入れる企業実習も予定している。

 参加生徒の一人は「事業内容は各社によって違うが、どの会社も共通して人が頼りにされている仕事だった。現場ではお客さまからのクレームもバネにしているエピソードも聞くことができ、人の役に立てる仕事でかっこいいと感じた。業界に興味がわいた」と話していた。

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