「第10回 屋部川七色にじまつり」が11月19日、屋部親水公園(名護市屋部)で開催される。
主催は同実行委員会と屋部支部区長会。2019年までは例年2000~2500人の来場があった。旧屋部村、旭川、安和、宇茂佐、勝山、中山、屋部、山入端の7つの地域が協力し交流を深めることや地域力の向上を目的に行う。会場の「屋部親水公園」は、屋部川と西屋部川が合流する河口に隣接し、地域住民の憩いや交流の場としても活用されており、「屋部川にじ公園」の名称で親しまれている。
当日は、屋部川の河川環境を学ぶ水辺の生物観察やカヌー体験など自然に触れてもらうプログラムを用意するほか、ステージでは、「あけみおウィンズジュニアマーチングバンド」による演奏や「屋部若獅子会」によるエイサー披露などのほか、青年会や老人クラブなど地域で活動する団体による発表も行う。
飲食ブースも展開し、キンパやしいたけ串かつ、焼き豚、ヤギ汁、牛汁、スムージー、タピオカドリンクなどを販売するほか、「国際EM技術センター」などの企業紹介ブースも設ける。消防車やパトカー、白バイの展示も行い、イベントの目玉として名護市消防団が屋部川に向けて7色の水を放水する。
同イベント副実行委員の上原尚子さんは「自然に触れることができるのが魅力の一つ。中でも、『イルカ橋』の下を通るカヌー体験のコースはなかなか経験できないのでぜひ参加してほしい」と呼びかける。
副実行委員の川野圭輔さんは「屋部、羽地、久志の消防団には安全管理や見守りにも協力してもらう。地域による地域のためのイベント。楽しみながら交流して地域活性化につなぐことができれば」と話す。
開催時間は10時~18時。